ディーピカー・パードゥコーン Deepika Padukone | |
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ディーピカー・パードゥコーン (2012年7月24日) | |
生年月日 | 1986年1月5日(38歳) |
出生地 | コペンハーゲン(デンマーク) |
国籍 | インド |
身長 | 174cm |
活動期間 | 2006年 - |
配偶者 | ランヴィール・シン(2018年 - ) |
主な作品 | |
『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』 『チェンナイ・エクスプレス 〜愛と勇気のヒーロー参上〜』 『トリプルX:再起動』 『パドマーワト 女神の誕生』 『PATHAAN/パターン』 |
ディーピカー・パードゥコーン(カンナダ語: ದೀಪಿಕಾ ಪಡುಕೋಣೆ、ヒンディー語: दीपिका पादुकोण、英語: Deepika Padukone, 1986年1月5日 -)は、インドの女優・モデル。身長174cm、これはインド映画主演俳優の多くを上回る長身にあたる。ディーピカー・パードゥコーネと表記しているページが数多く見受けられるが、これは明らかな誤りである。
デンマークの首都コペンハーゲン生まれ。1歳になる前に一家は南インドのバンガロールに移り住み、そこで学生時代まで過ごした。母語はコンカニ語。
大学時代からモデルの仕事を開始、キングフィッシャー航空やリーバイス、ティソなどで活動したのち、2006年にカンナダ語映画で女優デビュー。さらに翌2007年には大ヒット作となった映画『Om Shanti Om(恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム)』でボリウッド(北インド映画)においては新人ながら、シャー・ルク・カーンと共演するヒロインに抜擢されて鮮烈なデビューを果たした。
2018年には、映画「パドマーワト 女神の誕生」の主演を務めた。本作は、ボリウッドにおける女性主演映画で過去最高の制作費を投じられた作品で、興行的にも大成功した。本作について『日本経済新聞』は、以下のように評している。
この映画はボリウッドにとって画期的な作品となった。女性主演映画で過去最高の制作費を投じ、興行的にも大成功してパードゥコーン氏をスーパースターの座に押し上げたからだ。ボリウッドにおけるフェミニズムの浸透、女性スタッフの増加、ストリーミング配信などが、女性を男性を補佐する存在として一面的に描き、わずかな報酬を支払って30歳でお払い箱にするという、従来の慣習を変え始めた。
しかしハリウッドがジェンダー問題との取り組みに苦労しているのと同様、巨大な人口を擁するインドにおいて最大の文化的輸出品である映画業界の変化には、時間がかかっている。
また、パードゥコーンも「やった、ガラスの天井を打ち砕いたなどとは思わない。この映画ならここまで達成すると思っていただけ」と述べている。
2019年にインドで発表された調査によると、パードゥコーンのセレブリティとしてのブランド価値はインド人女性で首位であり、全体でもクリケット選手のヴィラット・コーリに次いで2位に選出された。